全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。粒コーンです。吹田、摂津千里丘で産後の骨盤矯正、産後ケアはお気軽にどうぞ。

行くぜカパンジー!
今回からは腰椎編のスタートです。
合言葉は「レッツ、カパンジー!」
各ページの大切なポイントを抜き出しました。ここだけ覚えて後は黒塗りにしておいても大丈夫です。
第三章骨盤帯:後半
p108-109
腹壁の筋:腹直筋と腹横筋
- 腹直筋
- 近位付着部
- 肋骨側:5.6.7肋骨弓/肋軟骨
- 剣状突起
- これらの付着部位に続く厚い筋の帯は徐々に狭くなり
- 臍から下で狭くなり、恥骨上縁から反対側の恥骨結合・内転筋方向へ広がる
- 近位付着部
- 腹横筋
- 最も深層の腹壁筋
- 後方で腰椎横突起の頂点に付着
- 水平に前方へ向かい、内臓を取り巻いている。
- 水平は中央部のみ
- 近位部位:上内方
- 遠位部位:下内容
- 臍から下では腹直筋の前方を走る
- 腹直筋は腹横筋を貫いて後方へ
- 最も深層の腹壁筋
p110-111
腹壁の筋:内腹斜筋と外腹斜筋
- 内腹斜筋
- 腹壁の中間層
- 腸骨稜付着
- 下方から上方
- 外方から内方
- 遠位付着
- 第10/11/12肋骨と剣状突起
- 下方部分は鼠経靭帯の外側部へ直接付着
- 下方上部:水平方向へ走る
- 下方下部:下内方へ走る
- 腹横筋と共に鼠経鎌(結合腱)を形成
- 反対側の腱膜と交差
- 外腹斜筋
- 腹壁の表層を形成
- 繊維:上方から下方
- 繊維:外方から内方
- 付着:下位7つの肋骨に付着
- 前鋸筋と交錯する
- 外腹斜筋と前鋸筋はセットで考えよう
- 反対側の内転筋へ腱膜拡大を図る
- 腹壁の表層を形成
- 腹壁の注目点
- 腹直筋
- 胸郭下口と骨盤帯の間の前方、脊柱から大きな距離で作用する2つの筋の帯を形成する
- 広い筋
- 3層構造
- 深層:腹横筋で繊維は横
- 中間層:内腹斜筋で繊維は上内方
- 表層:外腹斜筋で繊維は下内方
- 3層構造
- 腹直筋
p112-113
腹壁の筋:胴体の輪郭
- 腹筋群による「腹部のコルセット」
- 異なる側の内腹斜筋と外腹斜筋が交差している
- 左右含めての菱形の「織物」=「バイアス」と呼ぶ
- 「くびれ」の基本はこれ!
- 異なる側の内腹斜筋と外腹斜筋が交差している
- 「くびれ」について
- 外腹斜筋と内腹斜筋の筋短縮が強いほど生まれる
- 皮下脂肪が少ない方がより強調される
- 「くびれ」には内腹斜筋と外腹斜筋が必須
- 腹斜筋群のトーヌス復元が必要
- そこに「脂肪減少」が加わる。
- 「シックスパック」と全く同じ論理。
- 「下腹帯」について
- 通常のシットアップでは無理
- 下腹部分を指す。臍下でいい。
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋
- 腹横筋の下方部分
- 分娩に大きな役割を持つ。
- 安産筋とも呼んでいい。
p114-115
腹壁の筋:体幹の回旋
- 脊柱軸の周りの回旋
- 要素は2つ
- 1.脊椎溝の筋肉
- 横突棘筋
- 起始:横突起
- 停止:起始から1骨上の棘突起
- 横突棘筋
- 2.腹部の広い筋肉
- 腹斜筋
- 体幹の回旋時に重要
- 腰椎だけでなく下位胸椎も動く
- 右→左への回旋
- 右:外腹斜筋
- 左:内腹斜筋
- この様な共同筋が全身に散らばっている
p116-117
腹壁の筋:体幹の屈曲
- 腹壁筋は強力な屈筋
- 脊柱軸の前方に位置する
- 椎骨への作用点は2つ
- 腰仙移行部:L5/S1
- 下位アーム:岬角ー恥骨間
- 胸腰移行部:T11-12/L1
- 上位アーム:胸椎(T11-12)ー剣状突起
- 腰仙移行部:L5/S1
- 腹直筋を中心としたチーム
- 主将は腹直筋
- 屈曲担当
- 外腹斜筋/内腹斜筋は補助
- 斜め担当
- チームの役割は2つ
- 1.体幹の屈曲
- 2.腰椎前弯を強力に立て直す
- 主将は腹直筋
p118-119
腹壁の筋:腰椎前弯の立て直し
- 腰椎前弯の要素
- 複数の筋肉が関わる
- 腹部筋
- 背部筋
- 骨盤帯に繋がる下肢の筋
- 複数の筋肉が関わる
- 腹部の筋の弛緩の影響力
- 腰椎前弯
- 胸椎後弯
- 頸椎前弯
- 結果的に頭部は前方へ転位する
- 骨盤は前方へ傾斜(AS)
- 腸腰筋の過緊張
- 腰椎前弯を強調
- 妊娠末期の女性に同様の脊柱弯曲が見られる
- 腹壁の筋弛緩
- 胎児の発達による重心の前下方移動
p120-121
膨張可能な構造として考えらえれる体幹-Valsalvaの手技
- ヴァルサルヴァ
- 前傾姿勢における負担
- 腰仙椎の椎間板にかかる応力
- 頭部+体幹上手の重み
- T10前方の部分的重心(P)に掛かる
- 重みP1はL5/S1の髄核を支点とするアームの先端である
- この力に拮抗するには脊椎筋にはP1の7~8倍の力(S1)が必要
- 対するアームが7~8倍短い為
- 腰仙椎(支点)にかかる力はP1とS1の合計となる。
- 前傾姿勢を取る程、上肢先端に荷物を持つ程にその力は大きくなる。
- 力の変化
- 膝を曲げ、体幹真っ直ぐで10㎏を持ち上げる
- 脊椎筋の力は141㎏
- 膝を伸ばした前傾姿勢で10㎏を持ち上げる
- 脊椎筋の力は256㎏
- 上肢を伸ばして10㎏を運ぶ
- 脊椎筋の力は363㎏
- S1は282-726㎏が掛かる
- 最大で1200kg
- 椎間板断裂の荷重を超えている
- 40歳以前で800㎏
- 高齢者では450㎏
- 膝を曲げ、体幹真っ直ぐで10㎏を持ち上げる
- 髄核は75%を負担する
- 髄核:75%
- 繊維輪:25%
- 体幹の圧軽減システム
- Valsalsaの手技
- 腹部の出口を閉鎖する
- 肛門
- 声門
- 膀胱括約筋
- 胸腹腔を1つの閉鎖空間に変換
- 呼気筋
- 主に腹筋で圧力を増大
- 骨盤帯や会陰への応力を伝達
- 全体を脊柱の前方に位置する強固な大梁に変換
- 呼気筋
- T12/L1で50%の圧減少
- L5/S1で30%の圧減少
- 脊椎の筋緊張は55%減少
- 絶対的呼吸停止を前提とする
- 極めて短時間すら不可能
- 身体に起こる変化
- 頚静脈の圧上昇
- 心臓への静脈還流の減少
- 細胞壁の血流減少
- 小循環での抵抗亢進
- 腹帯筋が無傷だという前提
- 声門閉鎖が前提
- 腹部出口の閉鎖が前提
- 脊椎周囲の静脈叢による静脈還流の偏位は脳脊髄液の圧上昇を引き起こす。
p122-123
立位での腰椎の静力学
- 両下肢対称的な立位
- 腰椎前弯が出ている
- 左右非対称の立位
- 片脚立ち
- 荷重側の股関節が挙上
- 腰椎は支持側に凹
- 骨盤のラインで見たら早い
- 胸椎は反対側に凹
- 非荷重側に凹
- 腰椎側屈を補正する為
- 肩のラインは荷重側に傾く
- 頸椎は荷重側に凹
- 腰椎と一致
- 体幹前屈時の筋肉
- 脊柱起立筋が収縮開始
- 次いで殿筋
- 最後にハムストリングとヒラメ筋
- 前屈後半の安定は脊柱~骨盤間の靭帯に依存している
- ハムストリングスによる前傾抑制も関わる。
- 体幹前屈からの立て直し
- まずハムストリングスが収縮する
- 次いで殿筋
- 最後に腰椎と胸椎の筋肉
- 前屈と逆の順番となる
- まっすぐな立位
- 前方への僅かな不均衡あり
- 後方の筋を収縮させて制御
- 1.下腿三頭筋
- 2.ハムストリングス
- 3.殿筋
- 4.傍脊柱筋
- 腹筋は弛緩
- トーヌスはあると思われる
- 頸椎筋群は収縮
- ここは腰椎と一致しない。
- 姿勢系の問題の解決法
- 背筋にあるということ
- 1.ハムストリングス
- 腰椎前弯の立て直し
- 2.殿筋
- 腰椎前弯の立て直し
- 3.傍脊柱筋
- 肩甲骨の引き締め
- しっかり引き締めること。
- 1.ハムストリングス
- 背筋にあるということ
p124-125
非対称的な座位と立位:音楽家の脊柱
- 音楽家の姿勢について
- 特徴1:骨盤の位置は対称性
- 特徴2:肩甲帯は極めて非対称性
- 頸椎に不自然な姿勢をもたらす
- この姿勢からくる機能障害が多い
- 弦楽器は非対称な肢位を強いる
- ギター等は足置きによって骨盤の非対称性が起こる事も
- 音楽家の宿命
- 脊椎は肩甲帯(上肢帯)の懸吊(けんちょう)に極めて重要
- 肩甲帯の非対称は脊椎に大きな影響を及ぼす
p126-127
座位と臥位における脊椎
- 坐骨支持の座位
- 坐骨荷重→L前弯を生む
- 体幹の重みは坐骨に集中
- 骨盤は不安定
- 前傾方向に引き寄せられる
- 腰椎:過剰な前弯
- 胸椎:後湾の強調
- 頸椎:前弯の強調
- 肩甲帯と上肢を懸吊している僧帽筋への依存が強い
- 肩甲骨周辺の脊椎への影響も大きい
- タイピストの症候群
- 僧帽筋症候群
- 前傾方向に引き寄せられる
- 坐骨荷重→L前弯を生む
- 坐骨ー大腿支持の座位
- 坐骨結節と大腿後面への荷重
- 骨盤:前傾
- 胸椎:後湾強調
- 腰椎前弯の矯正を惹起(じゃっき)
- すべり症患者が良くする。
- 後方筋の弛緩を実現する為
- 坐骨ー仙骨支持の座位
- プログラマーに多い
- 体幹は後方へ反り返る
- 体重を支える場所
- 坐骨結節
- 仙骨
- 尾骨
- 骨盤:後傾
- 腰椎:前弯が矯正される
- 胸椎:後弯の強調
- 頸椎:前弯
- 頭部の屈曲により胸郭圧迫
- 呼吸の妨げに
- 腰椎すべり症の軽減に
- 臥位
- 仰臥位
- 下肢を伸ばした仰臥位
- 休息肢位
- 腰椎前弯の惹起
- 腸腰筋への牽引が掛かる
- 下肢屈曲の仰臥位
- 腸腰筋の弛緩
- 骨盤:後傾
- 腰椎:前弯の矯正
- 背筋/腹筋が最も弛緩する
- 前後クッション使用の休息肢位
- 腰椎:前弯の矯正
- 頸椎:前弯の矯正
- 股関節屈曲
- 腸腰筋の弛緩
- ハムストリングスの弛緩
- 下肢を伸ばした仰臥位
- 側臥位
- 無し
- 伏臥位
- 仰臥位の全ての不具合が出る
- 腰椎:前弯
- 胸郭:圧迫
- 横隔膜:内臓による圧迫
- 仰臥位の全ての不具合が出る
- 寝返りについて
- 全ての筋群を休ませる
- 支持点の移動(寝返り)
- 3時間以上同一姿勢だと血流障害が起こる。
- 褥瘡を生み出す。
- 仰臥位
p128-129
腰椎の屈曲―伸展可動域
- 過剰前弯を伴う伸展:30°
- 前弯の矯正を伴う屈曲:40°
- L1/2:11°
- L2/3:12°
- L3/4:18°
- L4/5:24°
- L最大の可動
- L5/S1:18°
- 最も可動制が高いL4/5は強固な靭帯で固定をされている部分。
p130-131
腰椎の側屈可動域
- Lの側屈可動域は左右それぞれごとに20~30°ある
- 左右合計で60°程度
- L4-5とL3-4が最大の可動域を持つ。
- 2~13:左右それぞれで62°
- 35~49:左右それぞれで31°
- 50~64:左右それぞれで29°
- 65~77:左右それぞれで22°
- 骨性の側屈制限はないのか?
- 関節突起間関節の制限は?
- 小学校卒業まではMAXの状態
- この傾斜増減の原因は何か?
- 筋肉?
- 靭帯?
- 腱?
- 骨?
p132-133
胸腰椎の回旋可動域
- 腰椎と胸椎レベルの分節ごとや全体の回旋可動域
- 長い間全く知られていなかった。
- 何故か?
- 骨盤を固定して胸椎回旋を評価するのは困難
- 歩行時
- T7-8は動かない
- 上半身と下半身の反曲点
- 腰椎の回旋は胸椎で最も可動性が少ない部分に比べても1/2
- T7-8は動かない
- 座位
- 可動域は狭くなる
- 骨盤の押し付けによる固定が起こる
- 腰椎の回旋角度
- 左右合計で10°
- 右:5°
- 左:5°
- 椎体レベルでは1°
- 胸椎の回旋角度
- 総回旋角度:85°
- 腰椎:10°
- 胸椎の回旋角度:85-10=75°
- 右:37°
- 左:37°
- 椎体レベルでは3-4°
- 腰椎の4倍大きい
- 座位、立位問わず総回旋角度は等しい
- 立位:変曲点4
- 座位:変曲点1
- 胸椎に負担
p134-135
椎間孔と神経根頸部
- 脊髄は椎間孔から脊柱管の外へ出る
- 椎間孔の構造
- 前:椎間板の後壁/上下椎体の隣接部分
- 後:関節突起間関節+黄色靭帯の外側
- 上:隣接上位椎体の椎弓根
- 下:隣接下位椎体の椎弓根
- 脊髄or硬膜には固定点がある。
- 硬膜嚢の貫通部位
- 硬膜嚢とか硬膜の脊柱管レベルでの別名
- 神経系で最も外側にあり、最も強固な被膜
- 神経自体はストレッチが掛かっても、この貫通部位は固定点。
- 硬膜嚢の貫通部位
- 椎間孔の構造
- ヘルニアの圧迫障害のポイント
- 前:後縦靭帯と椎間板
- 後:黄色靭帯の延長部、外側
- 硬膜に覆われた部位が圧迫される
- 椎間孔内は硬膜嚢が被覆
p136-137
椎間板ヘルニアの種々のタイプ
- 軸圧の影響で髄核は各方向へ拡散する
- 繊維輪に抵抗力がある場合は椎体面が陥没し「椎体内ヘルニア」が起こる。
- 繊維輪の変性は25から始まる
- 同心円状【×】一点を中心に半径が異なる円で幾層にも囲まれている状態や図などのこと。年輪。
- 放射線状【〇】一点を中心に四方八方へ伸び出た形
- 繊維輪に抵抗力がある場合は椎体面が陥没し「椎体内ヘルニア」が起こる。
- 軸圧下、髄核は繊維輪を横切って移動をする
- 前方への飛散は殆ど無い。後方が多い
- 椎間板が圧壊すると髄核の一部は主に後方へと拡散する。
- 後縦靭帯が破れていない限りは「椎体牽引」がとても効果的。
- 腰痛を起こす神経線維への緊張はヘルニアが後縦靭帯の深層に突出した時である
- 神経根圧迫による神経根痛は疼痛部位によって異なる名称がつく。
p138-139
椎間板ヘルニアによる神経圧迫のメカニズム
- ヘルニアの出現要因は2つ
- 1.微小外傷による椎間板の損傷
- 2.繊維輪の変性
- ヘルニアは3段階で生じる※物の持ち上げのケース
- 1.体幹屈曲により椎間板の変形・圧変化が起こり、髄核は繊維輪の断裂部を通って後方へ押し出される。
- 2.持ち上げ初期:「1」の状態に追加される形で軸圧が増加し、椎間板を圧し潰しながら髄核が激しく後方へと押し出される。屈曲緊張を維持した状態で今度は逆方向へキャタピラの様に圧が重なっていく。後縦靭帯に届くのはこの段階。
- 3.体幹の立ち直り・立て直し:「1」「2」の圧を維持した状態で、後方が閉鎖される。その時点で圧の戻る場所を失い、八方塞となる。密閉空間に閉じ込められる為に圧が上昇して激痛が起こる。
- これがぎっくり腰、腰痛と言われる?
- 初期は自然治癒、自然寛解が多い。
- 繰り返すと押し出しが強くなり、神経と接触する様になる。
- 椎間板ヘルニアは椎間板の後外側に起こりやすい。
- 後縦靭帯が薄くなっている箇所
- 椎間孔の後壁
- 関節包
- 関節包の前方靭帯
- 黄色靭帯の外側部で被覆された関節突起間関節
- 椎間孔の後壁
- 圧迫された神経根は神経根領域に疼痛が生じる
- 反射領域の異常も
- 後縦靭帯が薄くなっている箇所
- 神経根領域は重要
- L4/5にヘルニア
- L5腰髄神経根を圧迫する
- 大腿・膝の後外側面
- ふくらはぎの外側面
- 足首の背内側面
- 拇指までの側部背面
- L5/S1にヘルニア
- S1仙髄神経根を圧迫する
- 大腿・膝の後面
- ふくらはぎの背外側面
- 踵の背外側面
- 足首の背外側面
- 第5指までの側部の外側縁
- L4/5にヘルニア
- 注意すべきはヘルニアの位置
- 正中に近い位置のヘルニアの例外
- L4/5間のヘルニアの例
- L5腰髄神経根の圧迫
- S1仙髄神経根の圧迫
- L5/S1の同時圧迫
- 脊髄はL1の高さで終わる
- L1の下端から神経根の集合体:馬尾が始まる
- 硬膜はS3まで全ての神経根を被覆し、椎間孔まで導く。
- 神経根は椎間孔の固定部で外部へ露出する。
- 腰部脊髄神経
- 神経叢:先で集合する複数神経の密集エリア
- 腰神経叢:L2/3/4から成り、合流後「大腿神経」となる
- 仙骨神経叢:S1/2/3+腰神経幹から成る
- 腰神経幹はL4/5の合流後の神経
- 合流後「坐骨神経」と「下臀神経」となる。
p140-141
ラセーグ兆候
- ラセーグ兆候:坐骨神経、またはその神経根の1つに緊張を与える事によって誘発される疼痛
- 障害神経根の領域で坐骨神経痛を再現する
- 膝伸展位での下肢挙上の際、L5は最大で1.2㎜の牽引伸展が掛かる
- 牽引が掛かるのは椎間孔の外側
- 仰臥位:坐骨神経と神経根は完全弛緩
- 膝屈曲位で下肢を挙上する時、坐骨神経と神経根は弛緩
- 膝伸展位で下肢挙上で緊張が増加
- 膝伸展で牽引が掛かる為、滑走距離が最も長くなる為
- 健康な身体であれば膝伸展位であっても無症状。
- 90度付近で痛みが出るのはハムストリングスの緊張によるもの
- ラセーグで疼痛が出る場合
- 角度は10.15.30で起こる。
- 椎間孔の中で神経根がブロックされている場合
- 引っ掛かって牽引されない?
- 椎間板ヘルニアによって滑走距離が長くなった事。
- ヘルニアは神経圧迫が原因ではない?
- 坐骨神経の牽引は60度で緊張が最高に達する
- 神経根の牽引に対する抵抗力は3.2㎏
- SLRは3.0㎏の牽引力を持つ
- 問題の無い神経根でも0.2㎏しか余裕が無い。
- 慎重に行う必要がある。
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