カパンジー機能解剖学Ⅲ【第三章】:腰椎前半

全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。粒コーンです。吹田、摂津千里丘で産後の骨盤矯正、産後ケアはお気軽にどうぞ。

dummy
粒コーン

コーン参上!

今回からは腰椎編のスタートです。間違って「非公開」設定になっていました。慌てて公開にしています。

合言葉は「レッツ、カパンジー!」

各ページの大切なポイントを抜き出しました。ここだけ覚えて後は黒塗りにしておいても大丈夫です。

第三章骨盤帯:前半

P84-85

腰椎
  • Cの次に可動性に優れた椎骨
  • 腰椎は胸椎を支え、胸椎は胸郭や肩甲帯と繋がっている。
  • 更に肩甲帯や胸郭、胸椎は頚椎や頭部を支えている。
    • 結局は腰椎が支える事になる。
      • 更には骨盤が支える事になる。
  • 体重による負担が最も大きな椎骨
    • 上半身の負担を受け止める為
    • 頚椎は頭のみ
    • 胸椎は支えるというより「胸郭としての重量物」

P86-87

全体として見た腰椎
  • 腸骨稜を結ぶ線:ヤコビー線はL4-5の間
  • 仙骨角:30
  • 腰仙角:140
  • 骨盤傾斜角:60
  • 仙骨翼の外側縁から降ろした垂直線が臼蓋底を通過するのは重要
  • 腰椎の湾曲頂点はL3
  • ハッシーの「椎弓」とは横突起・関節突起・肋骨突起をイメージするとわかりやすい

P88-89

腰椎の構成
  • 上位椎体を側方で安定化
    • 上関節突起は後外方へ斜走
    • 下関節突起は下外方へ斜走
  • 関節突起の歯止めによる安定化
    • 歯止めの為に側屈が大の苦手

P90-91

腰椎レベルの靭帯システム
  • 2つの靭帯システム
    • A:全脊柱に沿う靭帯(前・後縦靭帯)
    • B:部分的な靭帯(主に棘突起周辺)
  •  前縦靭帯:椎体と前部の接着
    • 頭蓋骨から仙骨までを繋ぐ
    • 後方へのブレーキ
    • 2層の靭帯
      • 椎体の中央に接着
      • 椎間板全面に接着
        • 靭帯の隙間が骨棘形成のスペースとなる
  • 後縦靭帯
    • 前方へのブレーキ
    • 椎体の上下に接着
      • 隙間に脊髄周囲静脈叢がある
    • 椎間板全面に接着
    • 靭帯システムは重度の外傷でない限りは破綻しない
靭帯の余談

靭帯が「弛緩」「緩む」という表現がなされるケースが多いが、避けた方が良い。靭帯はあくまで「コラーゲン繊維」であり「収縮」「弛緩」「緩む」という現象は起こらない。皮と同じ「伸びる」「なめされる」という概念に近い。牽引力に抵抗する繊維組織であり「わずかな弾性と抵抗しか持たない軟部組織」と表現できる。

P92-93

腰椎の屈曲-伸展と側屈
  • 力学の理解のみ
    • 屈曲は靭帯システムによるブレーキ
    • 伸展は棘突起による骨性ブレーキが追加される。
      • つまり、屈曲に比べると伸展は物理的に難しい。

P94-95

腰椎における回旋
  • 腰椎の関節面は円柱面にある
  • 円柱の中心は椎体の中心とはかけ離れている
    • 軸回旋では下位椎体に対して上位椎体の滑りを引き起こす
  • L1~S1までの左右の全体回旋角度は10°
    • 右:5 左5
    • 椎体当たりの移動角度は1°
    • 腰椎は軸回旋には全く不向き。

P96-97

腰仙移行部と脊椎すべり
  • 腰仙椎移行部は脊椎構造の弱点を象徴している
  •  L5は常に前方へ滑る力が働いている
    • L5の後方靭帯が歯止め
    • 常に不安定で滑ろうとしている
  • すべり症となった脊椎の滑りブレーキ
    • 椎間板
    • 脊柱筋
  • 側屈制限が強い
    • L4,5は特に強い
      • 元々骨性のブレーキがある
      • 更に靭帯のブレーキが極めて強い。

P98-99

腸腰靭帯と腰仙移行部における運動
  • 腸腰靭帯は上下2部構成
    • 上方繊維
      • L4横突起尖端→下外後方→腸骨稜に付着
    • 下方繊維
      • L5横突起尖端→前内方を下外方→腸骨稜に付着
  •  L4,5は靭帯を通して腸骨と直接繋がっている
    • 「これらの腸腰靭帯は腰仙椎移行部の運動にしたがって緊張または弛緩し、またその運動を制限している」
  • 側屈時
    • 凸側で抵抗
    • 凹側は抵抗無し
    • L4の側屈を8°に制限
  • 屈曲ー伸展時
    • 屈曲時に上方繊維束が抵抗
    • 屈曲時に下方繊維束が抵抗無し
    • 伸展時に上方繊維束が抵抗無し
    • 伸展時に下方繊維束に抵抗
  • 腸腰靭帯は強靭な組織である
    • 腰仙移行部の運動は極めて制限を受ける
    • 屈曲ー伸展より側屈が最も制限を受けている。

p100-101

水平断面における体幹の筋
  • 暗記のみ
    • 腹横筋
      • 包み込む様な形
      • 脊柱に付着
    • 大腰筋
      • 脊柱に付着
    • 腰方形筋
      • 脊柱に付着
  • こうやって分類すると良い
  • 脊柱に付着する筋
  • 肋骨に付着する筋
  • 腸骨稜(仙骨含む)に付着する筋

p102-103

体幹後方の筋
  • 全3層からなる
    • 深層
      • 深い筋程に繊維が短い
      • 横突棘筋
      • 棘間筋
      • 棘筋
      • 最長筋
      • 腸肋筋
    • 中間層
      • 下後鋸筋
    • 表層
      • 広背筋
    • 役割は主に腰椎の伸展
      • 仙骨起点で力学
        • 腰仙移行部/胸腰移行部周辺からL/Tを引き寄せる
      • 腰椎の過剰前弯立て直しは不可
        • むしろ促進方向に働く
  • 「これら後方の筋が呼気において果たす役割については後述する」というがどこだ!

p104-105

第3腰椎と第12胸椎の役割
  • L3の役割
    • 最近やっとわかってきたそうだ。
    • Lの中では主に筋肉の中継点として働く
      • 1.広背筋の腰部繊維束
        • 腸骨からL3横突起に向けて付着
      • 2.棘筋の繊維束
        • L3棘突起から胸椎へ向かう
      • 上下の筋肉が付着する中継点
    • L3は前弯の頂点
    • 椎体面が水平線と平行であるほどに「椎体の回転」、椎体の静力学における中継点としての本質的役割を果たす。
      • 腰椎で真に可動性をもっている唯一の椎骨。
      • L4/5は靭帯によるブレーキが強靭過ぎる
  • T12の役割
    • 胸椎後弯と腰椎前弯の反曲点(上下)
    • 上肢と下肢の反曲点(左右)

p106-107

体幹側方の筋

  • 体幹側方の筋は2つ
    • 腰方軽筋
      • 四辺形の筋
      • 3層構造
        • 第12肋骨と腸骨稜を直結
        • 第12肋骨と5つの腰椎の横突起(肋骨突起)
        • L1-4の肋骨突起と腸骨稜を結ぶ※横突棘筋と連絡
      • 側屈の際:外・内腹斜筋の強力なサポートを受ける
      • 腰椎前弯の作用は無い
    • 腸腰筋
      • 腰方形筋の前方にある
      • 2層構造
        • 前方層:T12-L5の椎体付着
          • 隣接2椎体の上・下縁とその間の椎間板側方縁
            • 筋付着部領域を連絡するアーチあり
            • ※前縦靭帯とは逆?
        • 後方層:L1-5の横突起付着
      • 停止:小転子の頂点
    • 股関節ロック状態では腰椎に強烈に作用する
      • 腰椎に対して収縮側への側屈+反対側への回旋を生む
      • 腰椎前弯の頂点(L3)付着の為、腰椎の伸展+過剰前弯を生む

 

投稿者プロフィール

Toshio Nakamura
Toshio Nakamura志塾歴は3年目
大阪府吹田市で「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」をしています。男塾の大豪院邪鬼と同じく「卒業せずに居座る塾生」です

関連記事

  1. カパンジー機能解剖学Ⅲ【第三章】:腰椎後半

  2. カパンジー機能解剖学Ⅲ【第二章】:骨盤帯後半

  3. カパンジー機能解剖学Ⅱ【第2章】:膝関節 前編

  4. カパンジー機能解剖学Ⅲ【第5章】:頚椎前半

  5. カパンジー機能解剖学Ⅲ【第4章】:胸椎前半

  6. 基礎科カパンジーさんの学び方