全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。吹田/摂津/千里丘で腰痛や肩こりでお困りの方はお気軽に。粒コーンです。

粒コーン参上!
今回は気になる本を読んでみました。
「一生「疲れない」姿勢のつくり方」
整体では結構老舗な仲野整体4代目が書いた本だそうです。
僕がこの本を手に取った理由
理由は明白です。
「一生疲れない姿勢」の作り方を知りたかったから。だからこの本を購入しました。
例によってアマゾンで購入したのでお得に買う事ができました。え?どれくらいで買ったのかですって?
送料の方が高かったとだけお答えしましょう。これ以上はノーヒントです。
結論は早い方がいい
結論が「著者紹介」の欄に書いてありました。P192です。
「姿勢の極意は背伸びにあり」
頂きました。ありがとうございます。
私なりのざっくり紹介
この「一生「疲れない」姿勢のつくり方」のざっくり紹介をしたいと思います。気になったワードもありましたので、それが本当かどうかの検証はともかくそれも紹介しておきます。
前半の展開
まぁざっくり言うと
「それ全部、姿勢が原因です」
という感じの話が展開しています。
どんな症状であっても最後には「実はそれ、姿勢が原因です」というマジックワードで終わります。
中盤の展開
とりあえず、「姿勢が原因ですよ」という話が終わって、次に続くのは「だから、こうしようね」という話です。
「1日1分このストレッチでOKだよ」
こんな話が40ページに渡って続きます。ストレッチの種類は13種類、そのうち1つを1日1分で良いそうです。
見た事のあるストレッチばかりなので割愛します。
続く中盤
正しい姿勢を取る為のポイント紹介がありました。
- 椅子に座る瞬間の意識
- 椅子から立つ瞬間の意識
- 環境づくり
この3つが重要であり、それを道具を使って実現すればいいという感じの話が続きます。
- ストレッチボード
- スダンディングデスク
- パソコンスタンド
- 五本指ソックス
- バランススニーカー
- 矯正型インソール
色々なお助けアイテムの紹介とその使い方が紹介されています。
後半の展開
最後のまとめは20ページ程度。駆け足で仕上げていく感じですね。
「5つの習慣で疲れにくい身体をつくる!」
こんな書き出しで、まずは1つ目とばかりに「睡眠」についての習慣が紹介されていきます。
ただ、そこから2つ目の習慣が登場する事もなく書籍はフィナーレを迎えます。

どないなっとるねん。
- 睡眠の時間
- 寝具の硬さ
- 枕
- 呼吸
- 食材選び
- 気分と姿勢
等々、色んなアドバイスが展開されるのですが、最後まで「1つ目は~」とか「次に~」とかの説明が無いという驚きの展開。巻末に「本書で提案した5つの習慣を述べよ」という問題でもあるのかと思いましたがありませんでした。
一般書だからという事もあると思いますが、明らかに書き手・編集側に「皆にこれを伝えたい!」という気持ちが無いな、という印象を受ける本でした。
気になったキーワード
ここではこの本で見かけた気になるワードを紹介します。
老化の曲がり角、それが38歳です。それ以降は3倍の速度で老化が進んでいきます。

私を呼んだのは君か?
この人、絶対にガンダム好きだと思います。
姿勢が変わると人生が変わる
これは本当だと思います。自分を変えると本当に周囲の関わり方に変化が起こります。
1日で一番長く過ごす姿勢があなたの姿勢を作る
凄く良い言葉だと思います。ホームラン級の言葉です。私も貰います。
正座は最強のストレッチ
だそうです。
筋肉ではなく反射で歩く
僕もそう思うのですが、ちょっと僕の概念とは違う意味でした。こちらの本では、日本の整体理論で良くある「身体を倒すと自然と足が前に出る(支える為)」の話でした。
身体を見直す時間は、人生を見直す時間
この言葉は僕も同感です。患者さんに良く同じ内容を伝えています。
ただ、患者さんの人生を見直すという一大仕事に寄り添う訳です。できれば施術の仕事で「院長指名料」とかは控えてほしかった。そこに寄り添う気持ちは無い。自分を特別な存在だと自覚している人の振る舞いです。
苦しむ人の人生を見直す作業にもっと寄り添って欲しかったなぁ。僕らの仕事は物販では無いのですから。