全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。箕面/茨木の彩都で産後の骨盤矯正しています粒コーンです。
今回は産後のママについての小ネタを紹介します。
元ネタは助産師さんの勉強会プリントです。
母乳に関わる諸々
分娩後はエストロゲンとプロゲステロンによる乳汁分泌抑制作用が解除されるので晴れてプロラクチンが表舞台に飛び出し乳汁分泌が開始されます。
プロラクチン
乳汁分泌の主役。3ヵ月まで高値を維持、授乳時に急激に上昇する。但し「プロラクチンの血清濃度」と乳汁分泌量は無関係。
夜間分泌が多い。
オキシトシン
神経反射による射乳に関わる。赤ちゃんの泣き声に反射して乳汁分泌が起こるのはこのホルモンの力。ストレスによって抑制されやすい。
乳腺によるオキシトシンレセプターは妊娠中に10倍に増加、更に分娩後にカンガルーケアをすると著しく増加するそうだ。その際に新生児が吸啜しなければ60分で基礎値に戻るそうな。
乳汁分泌に最も効果的な方法
プロラクチンとオキシトシンの分泌に最も効果的な方法は「乳房と乳頭への刺激」となります。特に「乳頭への吸啜刺激」によるプロラクチン・サージが必須。
乳汁の基本
- 授乳・搾乳で出した分だけ体内で分泌される。
- 乳汁の体内貯留は分泌抑制につながる
- 頻回授乳が重要となる
桶谷式にケンカ売ろう
- ルーチンワークとしてのおっぱいマッサージは不要
- 必要なのは「乳汁貯留時」に限る
- マッサージより旦那による乳管開通の方が確実