筋損傷と損傷筋の筋トレの小ネタ

全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。箕面/茨木の彩都で産後の骨盤矯正をしている粒コーンです。

今日は筋肉の小ネタを紹介したいと思います。元ネタは損傷筋の損傷を抱えたままで継続した筋刺激(筋トレ)は筋肉の組成変化および筋肥大にどう影響を与えるのかを実験した論文です。

そちらの結論としては「大した変化は無かった」で終わっていました。

損傷筋で起こっている事

  • 筋肉の組織壊死
  • 筋肉の組織変性
  • 支配神経との連絡遮断

側腹路が沢山あるので中々酷い自覚症状はやってきませんが、損傷筋の中では結構えげつない事が起こっています。

これらは状況次第によって「長期間の筋低下」を引き起こす事がわかっている。その状況が一概には言えないから難しい。

筋再生中に起こっている事

まず、筋肉の再生自体は非常に早い。機能回復と組織回復は別なのである。そして再生中に誘導される「かも」とされるのが以下の2現象。

  • 筋繊維組成の変化
  • 筋組織の肥大化

論文の多くでは「引き起こされる」と断言しているものが少ない。それが論文。

※筋繊維組成:筋線維タイプの比率の事で一般的に「遺伝的に決定」とされている。

※筋組織の肥大化:「筋肉繊維の増加(増殖)」と「筋繊維の横断面積の増加(肥大)」

損傷筋の再生プロセス

  • 損傷による支配神経との神経遮断:脱神経
  • 神経筋接合部へ神経軸索が集まる
  • 一時的な多重神経支配現象
  • 最終的に余剰神経が排除される

一応、最終的には単一神経支配に戻るという事らしいが、最後に残る支配神経が損傷前と損傷後で異なる可能性もあるとの事。これを応用して余剰神経の選択的排除を管理し、スポーツの業界に持ち込もうとする研究者も当然いる。

なお、短縮性収縮より伸張性収縮の方が筋衛星細胞への刺激が大きくより活性化させる。つまり筋トレ効果が高い。

伸張性収縮による損傷筋の特徴

  • 筋痛は短期間で焼失する
  • 損傷筋の完全再生には3週間以上が必要

組織変性、特に「速筋→遅筋」への選択的排除への介入は相当に大きな筋活動量が必要と考えられる。現実的ではない、実質無理って事。

損傷筋に無理させても「組織変性は実質起こせない」と「筋肥大は活発にはならない」という事が判明している。

関連記事

  1. 筋肉トレーニングについて

  2. 新聞記者の記事の書き方

  3. プリューゲル・アルントシュルツの法則とEMSについてちょっと…

  4. 力のあれこれ

  5. 競合なんて気にしないでいい

  6. 「俊カイロって何なの?」と聞かれた時の小ネタ