志塾通勤は月2回しかないが、この日の階段の上り下りは半端ない。
最も都会に職場があり、郊外から通勤している者はこれ以上の階段を上り下りしているだろう。
田舎者にはきびしい階段なのである。
地下鉄大阪メトロまでの階段
南海難波駅に到着するとすぐに地上まで降りなければならない階段が待っている。
これは下りだから楽ちんであってエスカレーターなる文明の利器を必要としない。
この階段は一つづつ丁寧に下れば64段である。
パッと見る限りではえらい高層な感じがするが下る時にはそうでもないんですよ。
さらに25段を下る。
10段を下る。
大阪メトロ地下鉄御堂筋線の改札を過ぎたら28段。
合計たったの127段しかないが登りとなると話は別である。
帰りはきびしい登り坂
当然帰りはその日下ってきた階段を登らないといけない。
これがまたゆっくり登っていったら1時間に2本しか動かない急行サザンに間に合わない。
1本逃すと30分は待たないといけない地方和歌山の不便なのである。
難波高島屋あたりの地下街では歩く方向が「好きに歩いたらええやん」的な大阪スクランブル交差点になっている。
そこを人の波をかき分けるようにかっぽする、走るのは無理だ。
そんなところで走っているおっさんorジジイはまさに変質者のように思われる。
田舎もんにとってはそう思われたくない。
メトロ御堂筋線からの距離も相当あるのだけれど駆け抜けると5分もかからない。
当然階段は1段飛ばしの2段登りである。
まさにギリの時間はどうしようもないが、トイレに行き、むかし「きおすく」今はコンビニでシュワシュワする飲み物を買い、できれば551蓬莱でにおいがきつい食料を買って、先頭車両1~4両の指定席までたどり着き、つり革など持たなくても座っていられる時間が今の自分の最高の幸せである。
和歌山市紀三井寺の階段は
和歌山市紀三井寺の階段は231段もあって難波駅の倍はあるけど、登るしんどさがやっぱ違うね。