和歌山の人はミカンは贈り物以外では買わない、もらうものである。
柿も、梅もそうである。
和歌山県産ミカン産出額3年連続日本一
2019.1.8 産経新聞和歌山版から
ミカン生産量全国1位の県は、2018年の和歌山県産ミカンが産出額でも3年連続で1位になった。
徹底した厳選出荷で販売単価が上昇し、他の産地を大きく引き離した。
また、和歌山県内で全国の約6割を収穫するウメも需要拡大に伴い販売単価が高騰し、果実全体の産出額でも和歌山県が15年ぶりに全国1位となった。
29年の和歌山県産ミカンは335億円で、2位は静岡県246億円、3位は愛媛県235億円だった。
(産出額は生産量と市場手数料などを除いた販売価格を掛けて算出する粗利益)
販売単価は1キロ当たり304円で全国4位、1位は静岡県で375円。
ウメに関しては天候不順に伴う生産量の減少に加え、熱中症予防やダイエット効果などが知られ需要が拡大し、販売額は2017年の124億円から84億円増加。
県の果実全体の出荷額は前年比114億円増の816億円。
全国の県産ミカン産出額
■平成29年
1位 和歌山県 335 (単位:億円)
2位 静岡県 246
3位 愛媛県 235
■平成28年
1位 和歌山県 308
2位 愛媛県 276
3位 静岡県 275
■平成27年
1位 和歌山県 277
2位 静岡県 254
3位 愛媛県 203
最近はサルが南部の南高梅も食べに来るらしい。
紀南地方のサルは団体様御一行で訪れ、ビニールハウスなんか破ってうまいものを食っているそうである。
サルに対抗するにはイヌなのだが、団体サル20名様にはお手上げだそうだ。
後継者がない農家の人々は、外国人労働者に頼り、サル、カラス、イノシシ、アライグマ、シカなどの動物の被害にもめげずに頑張っている。