全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。摂津/吹田/千里丘でヘルニアや坐骨神経痛でお困りの方はお気軽に。粒コーンです。

勉強って楽しいよ
今日は筋疲労とウィキペディアについて書いてみよう。
Wikipediaも絶対ではない
調べ物は「ウィキ」で止まっては時に痛い目を見る時があるという事。
必ず3つくらいのチェックは入れよう。
例えば筋疲労を調べてみた
筋肉疲労との関わり
カエルの筋肉を使った研究に基づき 1929年に Hill らが提唱して以来、乳酸は筋肉疲労の原因物質として考えられてきた。これは、乳酸の蓄積によるアシドーシスにより収縮タンパクの機能が阻害されたためと理解された。
引用:Wikipedia

乳酸は代謝産物でアシドーシス引いては筋疲労を起こす
しかし後の研究において、アシドーシスを筋肉疲労の原因とする説に対して反証が報告されてきた[5]。
そして2001年に Nielsen らによって、細胞外に蓄積したカリウムイオン K+ が筋肉疲労の鍵物質であることが報告された。
Nielsen らの系では、K+ の添加により弱められた筋標本について乳酸などの酸を添加すると、従来の説とは逆に回復がみられた。
2004年の Pedersen らの報告でも、pH が小さいときに塩化物イオンの細胞透過性が落ちることが示され、アシドーシスに筋肉疲労を防ぐ作用があることが示唆された。
運動時、常にカリウム、ナトリウムイオンの移動は起こっている。激しい運動時はポンプの回収が追い付かない。乳酸が~カリウムが~では無く同時並行で処理されている現象である。
カリウムだけが細胞外に出ているケースは疾患以外ではない。アシドーシスは細胞膜透過性が落ちる、カリウムが流出しにくい、つまりは筋肉疲労を防ぐ作用を持つ。
カリウムが流出し難いなら、筋肉の出力も停滞するという事ではないのかな。そうなると「回復促進」というより「力を封じてこれ以上疲れない様にする」という意味合いにも感じる。

減少としては現状維持をしているってこと?
もう少し細かく調べたいな。
知らないってワクワク!!
他の小さなネタ
強度の高い運動ではATPやクレアチンリン酸の分解でリン酸が蓄積する。
このリン酸はカルシウムと結合しやすく、カルシウムがリン酸と結合してしまうと筋収縮に必須のカルシウムの働きが悪くなる。これが疲労の原因の一つと考えられている。
カルシウムは本来筋小胞体に貯められ、筋小胞体から出ることで筋肉は収縮し、筋小胞体に戻れば筋肉は弛緩する

どれが正しいか、ではなく複数の経路があるって事じゃないのかな。
そうなると「筋疲労」ってのも一言で片づける訳にはいかない言葉になるぞ。でも個人的にはそれが一番納得いくな。
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