テーピング靴下の先駆け?小林製薬の「歩くたすけ」を試した
「履いて筋力をサポート、軽く歩けて疲れにくい」
というキャッチコピーで公式ページが展開していた(今は販売終了したみたい)、テーピング靴下である「歩くたすけ」を試してみました。
細かいレビューは物凄く角が立った内容になったので、そちらは当院のHPで紹介するとして、ここでは相当にマイルドな「歩く助け」のレビューをしていこうと思います。
テーピング靴下「歩くたすけ」って何?
足の筋肉の動きを科学した、新しいソフトテーピング靴下です。
画像引用:http://urx3.nu/NnZ6
何っていうか「テーピング靴下」です。テーピングの代わりに強力なゴムが仕込まれているみたいで、ギュッと絞られます。
絞り方はキネシオテープをイメージしたら駄目です。キネシオなんて可愛いレベルで、補正下着や加圧ストッキングの方が近いと思います。
公式の特徴は以下の通り
- 持ち上げテーピングの効果で、軽く歩けて疲れにくい。
- 足裏の特殊パイルクッションが、地面からの衝撃をしっかり吸収。
- 甲部がメッシュ編みでムレにくい。
だそうです。
テーピング靴下「歩くたすけ」の効果について
テーピングによる3つの効果 | ひざ・つま先が上がり、足が前へ出る |
---|---|
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疲れにくいのは、3点歩行ができるから | |
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画像引用:http://urx3.nu/NnZ6
土踏まずを引き上げる事が狙いとなるテーピング靴下なのかなと思います。しっかりとした歩行ができる様になると疲れにくい、足裏の負担が軽くなるといった効果が期待できるそうです。
土踏まずが上がるのであれば、躓き等の転倒防止には良いのかもしれませんね。
テーピング靴下「歩くたすけ」は歩く前に「履く助け」が必要だった。
履く前に挫折する人が出てくるんじゃなかろうか。加圧ストッキングは「履くのがめんどくさい」と誰もが口にしていますが、「歩くたすけ」も似たようなもんでした。
足首だけのテーピング靴下でこれです。膝まである加圧ストッキングなんてそれこそどれくらい大変なんだろう。
レーザーレーサーとかの加圧水着なんてどんなのだったんだろう。脱ぐと伸びるか裂けるから使い捨てっていうくらい凄まじい圧だと聞いています。一人じゃ着れないってのも案外本当な気がします。
「歩くたすけ」は履くのにどれくらい掛かっただろうか。。。
履いた後の足が凄かった
補正下着もビックリな跡がつきました。
うちの母親が静脈瘤対策の加圧ストッキングが嫌だ嫌だと言っていましたが、跡がつかないとはいえ、この圧を日常的に感じているのかなぁとふと思いました。
毎日履いていたら慣れるとは思いますが、個人的にはこれは「慣れちゃあかんやつや」と感じました。
個人的には「無し」
テーピング靴下「歩くたすけ」ですが、個人的には有りか無しかで判断をするなら「無し」です。患者さんには正直おススメできません。
仮にご本人様が喜んでいたとしても「個人的にはおススメしません」とお伝えしています。買いたくてももう在庫処分になっているから運私次第って状況なんですけどね。
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