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橋爪テクニックがそれなりに様になったら気付く事
橋爪テクニックがそれなりに様になってきた時、臨床では目を見張る結果が出たりすることが多くなると思います。
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「お、俺も何とかやっていけそうだ。」
なんて感じた時に起こる事。今回は「向いていない男」にやってきたそんな事について紹介します。
結果が出始めると、来院患者さんがドンドン重症化する
これは本当に起こります。
臨床での結果がそれなりに安定していくと、来院される患者さんが何故かドンドン重症化していきます。
「何でうちに来ちゃったのT_T」
と泣き言を言いたくなる様な患者さんが本当に集まり出すタイミングが出てきます。
半べそかきながら必死に臨床に臨んでいると・・・・・
結果は出るが「取り切れない」現実がやってくる
症状が重たい患者さんの臨床に臨んでいると、「楽になった」と喜んでもらえる反面、今までの様に「なくなった!」と驚いてもらえる回数が減っていく事に気付きます。
どうしても「取り残し」が出てしまうのです。
- 患者さんは楽になって喜んでくれる。
- もっと楽になれると信じて予約を入れてくれる
- でも、取り残しの原因箇所がわからない
この状況になって改めて感じる事になるはずです。
「ああ、確かなテクニックよりも確かな検査が先だった」と。
テクニックよりも確実な検査が超大事
カイロプラクティック志塾で学んでいる時はどうしても橋爪テクニックに意識が向きがちです。実際、臨床ではテクニックは大切な要素です。
ですが、
- 「取り敢えず骨盤しておけば変化が出る」
- 「取り敢えず固い頸椎しておけば変化が出る」
- 「取り敢えず、METしたら楽にはなる」
こんな漠然とした状態で施術をしていると、「大方取れました。後はこの残りカスをお願いします」となった時に本当に困ってしまう。
「残りカスの問題箇所が良くわからん。。。。どうしよう。」
より正確な検査が必要になる段階で手詰まりを起こしてしまうのです。というか「仕上げの段階」で詰まってしまう。これが実に悲惨。本当に参る。
せっかく鍛えたテクニックが行き場を失った瞬間です。
そして、黙々とMPへと戻るのである
志塾で狂った様にテクニックの練習をしていた人が、ある日突然隅っこで「MP」の練習を始めた時。
それは「検査がしっかりできないと駄目なんだ」と臨床で気付いた証拠です。「あとちょっと」が取れなくてもがき出した証拠です。
優れたテクニックは確かな検査があって初めて活きる。
検査が拙いとテクニックはただの技能に過ぎません。検査とテクニックが揃って初めて「施術」となるのです。
パキポキ屋と揶揄される院は基本的に検査をおざなりにしているケースです。
テクニックを磨けば磨く程に検査の重要性を思い知ります。
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