全国800万人のハッシーファンの皆さんこんにちは。吹田/摂津/千里丘で腰痛や肩こりでお困りの方はお気軽に。
粒コーンです。

毎度、基礎科資料はこうしてできている。
今日は謎多きカイロプラクティック志塾の基礎科資料ができるまでを解説したいと思います。
0回戦:ざっくりと範囲を決める

ざっくり決めてしまう
まずは授業範囲をざっくりと決めてしまう。
範囲が広い基礎科の授業なので「ポイント」を絞って伝えて、後は各自の向学意識に任せるのが志塾流としている。
1回戦:まず自分で読む(1巡目)

まずは読む
粒コーンは基本「標準シリーズ」を読んでいるのでこの解剖学は日常使いをしていない。
そこで復習がてらまずは読むことにしている。
ざっと読んで思い出す感覚である。
粒コーンはここでよく「ガスト」を利用している。解剖学片手にドリンクバーである。
2回戦:ラインを引いていく(2巡目)

ポイントだけ抜粋していく
大まかな解説イメージを描く段階である。
志塾用の教科書なので遠慮なくラインを引きまくる。使わないところは「×」を遠慮なく書き殴る。
3回戦:ライン部分を見直す(3巡目)

再チェック
大まかなイメージを具体的な流れに落とし込んでいく段階。
やっぱり大事じゃないか、やっぱりここは省略でいいんじゃないか。
それを判断していく段階である。
これは娘を迎えに行った時の隙間時間で取り組むことが多い。
4回戦:志塾WPに入力開始(4巡目)

入力開始
ここで初めてITが取り入れられる。
ライン部分をひたすら入力しながら読んでいく。
ライン部分を抽出した時にきちんと流れができているかどうかを確認していく。
5回戦:志塾WP上での内容確認(5巡目)

再チェック
足りないポイントが出てきたら随時追加していく。
読んでいて「あ、これも伝えた方がいいか」と思い付いたことも追加していく。
個人的にはパソコン上での確認はあまり捗らないので「流れの確認」を重視している。
気づいた事は「メモ」にしていることが多い。
6回戦:印刷をかけて最終チェック(6巡目)

更にチェック
ここからちょっと本気モードで読み込んでいく。
粒コーン自身、塾長に激しく同意するポイントとなるがデジタル機器で読むのは漫画だけにした方が良い。
勉強系はデジタル機器は本当に駄目。だと思う。見ることに脳みそが集中させられて考える余地を奪っていく。気がする。
決勝戦:当日朝の電車で最終の最終チェック(7巡目)

ここで最後の加筆が行われる
朝の新快速に乗っている20分間+京都から桃山までの20分間で資料を最終チェックしていく。思い付いた事はどんどん鉛筆で書き込んでいく。
- 足りていない部分は無いか?
- 伝える自分が理解できているか?
- 流れが詰まっていないか?
- これも繋がるから伝えておこう
それらを確認して「ヨシ行ける」となったら終わり。晴れてカイロプラクティック志塾の基礎科資料が爆誕する事となる。
そして最終稿へ

鉛筆で加筆が入った最終稿

第7版が授業資料である
以上、7回見直して仕上がったものが2021年の基礎科資料である。
ちなみに鉛筆による加筆修正部分は志塾公式HPの資料解放にも無い
つまりこういうことだ。
予習範囲として粒コーンは必ず受講生に「ここまで読んでおいてください」と伝えるが、粒コーンはそこを最低7周してから当日の授業に臨んでいる。
どうしてこんなことをするのか?答えは単純だ。

自分の勉強になるから
考えてみるがいい。この資料作りに命を燃やす(煉獄さんぽく)事で何が起こるのか。
- 基礎科資料が磨き上がる
- 講師には良い復習になる
- 経験値がドンドン溜まる
良い事しかないのだ。
つまり、基礎科授業で一番得をしているのが私なのだ。
だから私は今回もまた7周巡ってラ・ネージュに向かうのだ。
楽しようと思うなかれ
「貧すれば鈍す」という言葉があるが、この業界においては「楽すれば鈍す」だと思っていい。業者時代から「例外を見た事が無い」と断言しておこう。
商売がうまく行く先生は沢山見てきたが、治療家として身体を見通せる神レベルは誰もが「見えない所ですら手を抜かない」どころか「誰も見てないのに突き詰め続ける」レベルだった。
ここまで来れば金・家族・仕事の「人生の優先項目」の話になってしまうが、我々は物売る商売ではない。そこだけは間違えないでおこう。
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